今のつらさを整理するために

週5の通学がしんどいときに、
登校日数を調整する選択肢を知っておく

このページの結論(30秒でわかる要点)

  • 不登校や学校の悩みは、通信制高校という新しい環境で解決できるケースが多くあります。
  • まず安全を第一に: 強い不調(起き上がれない、体調不良など)が続いている場合は、学校探しを焦る前に、必ず専門機関(医療機関等)へのご相談もご検討ください。
  • 環境調整でできること:
    • 午後からの登校や完全オンラインなど、無理のない通い方を選ぶ
    • 少人数制や個別サポートのある、心理的安全性の高い学校を選ぶ
    • 得意なこと(イラストやITなど)に集中して自信を回復させる
  • 次の一歩: 何から始めればよいか迷った方は、無料の「脳の得意マップ診断」をご活用いただくか、専門スタッフへご相談ください。

月曜日は行けるけれど、水曜や木曜になると疲れ果てて休んでしまう。毎日通うことが息苦しい。

そんな状態が続くと、「みんなは普通にできているのに」と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
保護者の方自身も、どう支えればいいのか分からず疲れ切ってしまうことがあります。
ですが、まず大切なのは、無理に気合いで解決しようとしすぎないことです。
このページでは、今の状況を否定せず、少しでも気持ちを整理して「無理のない選択肢」を探すための考え方をお伝えします。

「毎日通うのがしんどい」は珍しいことではありません

高校生が「週5日通うことが辛くなる」ことは、決して珍しいことではありません。同じような悩みを抱えるご家庭は少なくありません。

  • 週末は元気だが、日曜の夜から月曜にかけて極端に落ち込む
  • 週の前半は頑張れるが、後半になるとエネルギー切れになる
  • 学校の話になると表情が暗くなる、口数が減る
  • 頭痛や腹痛など、体にSOSのサインが出ている

怠けだと決めつける必要はありません。心身のエネルギーが下がり、休息を必要としている状態のときに、こうした形で表れることもあります。

原因を決めつけずに整理する

通学がしんどい背景には、さまざまな要因が複雑に絡み合っていることがあります。ひとつの原因に無理に当てはめる必要はありません。

  • 対人ストレス: 友人関係や先生との距離感による疲労の蓄積
  • 学習負担: 授業のスピードについていけない、課題の多さへのプレッシャー
  • 感覚過敏・疲労: 教室の騒音や雰囲気への過度なストレス
  • 環境ミスマッチ: 「毎日朝から夕方まで集団で過ごす」という環境自体が合っていない

原因を無理に探して解決しようとするより、「今のエネルギー状態に合わせて環境を調整する」という考え方が、負担を減らすきっかけになることもあります。

先に確認したい「専門相談のサイン」

以下のような状態が続く場合は、心身のエネルギーが大きく低下している可能性があります。

  • 強い体調不良(めまい、吐き気、激しい頭痛)が続く
  • 急激な体重の増減がある
  • 睡眠が極端に崩れている(全く眠れない、または1日中眠っている)

※強い不調がある場合は、無理をせず医療機関や公的な相談窓口へのご相談もご検討ください。

学校との「相性」が合わない場合もある

心や体のエネルギーが下がっている時は、今の学校のペース(週5日・朝から登校)に戻ることをゴールにする必要はありません。「毎日通う全日制」だけが高校ではありません。

例えば、通信制高校やサポート校という選択肢には、以下のような環境調整の仕組みが用意されています。

  • 午後からの登校: 朝が辛い場合は、13時や14時からの通学に切り替えられる
  • 週1〜2日の登校: 毎日通う必要はなく、体調の良い日だけ通学できる
  • オンライン学習の併用: 家から出られない時期は、自宅で学習を進められる
  • 少人数・個別対応: 集団へのプレッシャーを減らし、先生と1対1で向き合える

通信制への転校・編入は「逃げ」ではなく、自分を守り、卒業に向けて“続けやすい形”を作るための、前向きな環境調整の一つです。

少しずつ前へ。回復へのロードマップ

今すぐすべてを解決しようとする必要はありません。多くのご家庭が、以下のようなペースでゆっくりと「安心」を取り戻しています。

【今すぐ】
まずは無理をせず休む。責めずに「今の状況」を整理する。
【数週間後】
少しずつ生活リズムを意識しつつ、他の選択肢(通信制など)の情報を眺めてみる。
【数ヶ月後】
見学や相談を通し、「自分に合うペース」の環境へ調整する。

回復のストーリー

最初は「親だけでLINE相談」することから始まりました。そこから少しずつ、午後に外へ出られる日が増え、今は週2回、自分のペースでサポート校に通えています。朝のプレッシャーが減ったことで、少しずつ表情がやわらいでいきました。

※感じ方やペースには個人差があります。ここでは一例としてご紹介します。

学校選びのチェックポイント

もし環境を変えることを検討し始めたら、以下の軸で比較してみることをおすすめします。

  1. 登校頻度の柔軟性(週何日から通えるか、後から変更できるか)
  2. 個別サポートの充実度(担任制か、カウンセラーはいるか)
  3. 学習の進め方(レポートの支援体制はあるか)
  4. 人数感・居場所の雰囲気(少人数クラスや個別ブースの有無)
  5. 保護者との連携体制(相談しやすい窓口があるか)
  6. 費用の見通し(就学支援金の対象になるか)

実際に多い「最初の一歩」

環境を変えることは大きな決断のように感じますが、最初は小さなステップからで十分です。実際に多くの方が、以下のような一歩から始めています。

  • まずは情報を見るだけ: どんな学校があるのか、スマホで選択肢を眺めてみる
  • 見学だけしてみる: 入学するかどうかは別にして、雰囲気を知るために見学に行く
  • 親御さんだけで相談する: お子さまが動けない時期は、保護者の方だけで情報を整理しておく

一人で抱え込まず、情報を整理しながら「安心できる場所」を探してみませんか? 当サイトの相談は非強制で、匿名でも可能です。

まずは、今の状況を整理してみませんか?

今すぐ転校を決める必要はありません。
まずは「どんな選択肢があるのか」を整理するところからでも大丈夫です。

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よくあるご質問

まだ転校するか決めていませんが、情報を集めてもいいですか?

はい、大丈夫です。まずは選択肢を知って落ち着くことが目的でも構いません。無理に決める必要はありません。

朝起きられない状態でも、通信制高校なら卒業できますか?

学校やコース、サポート体制によって異なりますが、登校頻度や学習の進め方を調整しやすい学校もあります。今の状況に合う条件(通学頻度・オンライン可否など)から一緒に整理できます。

通信制高校を選ぶことに不安を感じています

甘えと決めつける必要はありません。体調や心の状態に合わせて環境を調整し、学びを続ける選択肢の一つです。

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監修: NPO法人コミュニティ総合カウンセリング協会(AACC) 不登校・引きこもり支援や教育カウンセリングの専門機関として、情報内容の正確性を確認しています。

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